翼竜と鳥類の違い

翼竜はどんなものを食べ、どんな暮らしをしていたのか、実際に化石などの資料から推測することができます。また、翼竜から世代交代した鳥類について、比較することで翼竜とはどんな生物であったかが明確に分かります。

翼竜の離陸と着陸

翼竜は現在の鳥と同様に、羽を羽ばたかせてスピードを緩めて地面に後ろ足から着陸していたと考えられます。ただ、鳥とは違い、羽のある前足を折畳み前足をついて着陸していたと考えられています。歩行するときも同じように前足をついて移動していました。
離陸するときにはかなりの労力を要したと考えられ、後ろ足だけでたった状態でかけだし、助走をつけて羽ばたきながら離陸したと考えられています。

翼竜の離陸と着陸

翼竜のあたま

翼竜のあたまはトサカや歯の有無など様々な種類が存在します。大きくなるにつれて、歯は退化し、口は大きくなる傾向がありあす。また、トサカやシッポについては、多様性に富み、大きなトサカをもつものや長い尻尾をもつものなど様々な翼竜が存在しました。現在の鳥類にもみられるような、オスがメスの気を引くために進化したと考えるものや、飛行に役立つ器官だったと考えられたりと、学説もいくつかに分かれています。

翼竜の頭部

翼竜は、当時の恐竜に比べ脳が発達していたことが分かっています。資格にかんする器官が大きく発達していたことが分かっています。ただ、現在の鳥類と比べるとそこまでの知能はなく、昆虫に近いものだったようです。

翼竜の脳

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